血圧を左右する一つとして血液がドロドロかサラサラかということ。
サラサラにするにはどういう食べ物がいいのかを調べてみました。
◆お酢
お酢を毎日おちょこ1杯摂取することで高血圧を低下させる研究報告があります
◆青魚
イワシ、サンマ、サバなど
サバ缶でもOK
◆納豆
ナットウキナーゼは血栓を溶かすことから、ドロドロの血液を改善し血行を良くするのに役立ちます。
◆かぼちゃ
かぼちゃは、野菜の中でもビタミンEが多く含まれます。ビタミンEは、血管を広げたり、赤血球を変形させたりすることで、血行の改善が期待できる成分です。
◆たまねぎ
アリシンには、ビタミンB1の吸収を高めて血液をサラサラにするはたらきがあります。
◆海藻
昆布やわかめなどの海藻類は、ぬめり成分であるアルギン酸が豊富に含まれる食べ物です。アルギン酸には、不要なコレステロールを排出するはたらきがあります。
<お酢と血圧の関係に関する研究>
お酢には血圧を下げる効果があるという研究結果がいくつか報告されています。
研究例
大阪公立大学大学院生活科学研究科の研究グループによる調査
酢の物を週に3回以上食べる男性は、食べない男性に比べて高血圧のリスクが約3分の2低いことが判明しました。
長崎大学医学部附属病院の研究グループによる調査
食酢を1日大さじ2杯(30ml)摂取した高血圧患者は、摂取していない患者に比べて、収縮期血圧が約5mmHg、拡張期血圧が約3mmHg低下したことが判明しました。
お酢の血圧降下作用のメカニズム
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害作用
ACEは、血圧を上げるホルモンであるアンジオテンシンIIを生成する酵素です。お酢には、ACEの働きを阻害することで血圧を下げる効果があります。
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAA系)の抑制
RAA系は、血圧を調節するホルモン系です。お酢には、RAA系の働きを抑制することで血圧を下げる効果があります。
血管拡張作用
お酢には、血管を拡張することで血圧を下げる効果があります。
利尿作用
お酢には、余分な水分を排出しやすくすることで血圧を下げる効果があります。
お酢の摂取方法
そのまま飲む
水やお湯で割って飲む
ドレッシングやマリネ液として使う
料理に使う
肉や魚の煮込み料理に使う
酢の物を作る
注意点
お酢を過剰に摂取すると、胃腸障害を起こす可能性があります。
食酢の種類によって、効果や味が異なる場合があります。
血圧を下げる薬を服用している人は、お酢を摂取する前に医師に相談してください。
結論
お酢は、血圧を下げる効果が期待できる食品です。毎日の食生活に取り入れて、健康維持に役立てましょう。